代表ウィークに突入し、アジアや南米、北中米カリブ海地区ではW杯予選の熱戦が繰り広げられているが、アフリカでは来年ガボンで開催されるアフリカ・ネイションズカップ予選の真っ最中。

25日にはグループGの2位ナイジェリアと首位エジプト、アフリカで覇権を争う両国の直接対決が行われた。

試合は後半、ホームのナイジェリアが先制するが、エジプトは試合終了間際、モハメド・サラー(ローマ/ITA)が値千金のゴールを決める!

土壇場の一発でアウェイのエジプトが1-1と引き分けに持ち込み、グループ首位を守った。

同予選はグループ1位と、同2位の成績最上位2チームのみが本大会に出場可能という厳しいもので、どちらにとっても絶対に負けられない一戦(そんな予選にナイジェリアとエジプトが同組になるのはどうかと思うが)。

それだけにこの大一番には大勢の観衆が押し掛けたのだが…

なんと、試合を見ようと場内映像や照明に登ってまで観戦する“命知らずの強者”まで現れたのだ!

現地の『PREMIUM Times』によると、なんでもこの試合は入場料が無料だったようで、2万5000人収容のスタジアムに4万人が訪れたんだとか。

発展途上国ではこのような光景が時折見られるが、ここまで危険を冒したものはちょっと珍しい。死人が出ていなければいいのだが…。

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