『FourFourTwo』は「アンジュ・ポステコグルー代表監督の就任後、最もオーストラリア代表で重用されている5名の選手」という記事を掲載した。

昨年行われたアジアカップで優勝を果たし、ついにこのAFCの王者となったオーストラリア。近年欧州のトップレベルで活躍する選手が減ってきたとはいえ、その反面Aリーグの成長によってタレントは豊富になってきた。

2013年にホルガー・オジェック氏の後を継ぐ形で代表監督となったアンジュ・ポステコグルー氏は、Aリーグ経験者ということもあって地元のタレントも重視し、新世代のチームを作り上げてきた。

彼がここまでの2年あまりで最も重用してきた選手たちとは?

GK:マシュー・ライアン(バレンシア)

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オーストラリアのゴールマウスを長く守っていたマーク・シュウォーツァーが代表を引退。その後を継ぐのは誰なのか?と話題になった後、その座を手にしたのは当時22歳という若さのマシュー・ライアンであった。

セントラルコースト・マリナーズで若くしてデビューを飾り、2013年にはベルギーの名門クルブ・ブルッヘに移籍。欧州初年度から2シーズン連続でリーグ最優秀GKに輝いた。

ランゲラク、フェデリーチ、ガレコヴィッチなどの先輩との競争を難なく制した彼は、今後何年にもわたってオーストラリアの守護神として君臨し続けるはずだ。

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