マラドーナとロマーリオとの比較は時代が違うという考え方もあるが、それでもスアレスが如何に凄いかを『Daily Mail』は紹介している。
それは、近年バルセロナに移籍してきた名選手たちが前所属クラブでのゴールを凌駕できなかったからだ。「ダビド・ビジャ、ティエリ・アンリ、ズラタン・イブラヒモヴィッチはリオネル・メッシの影となり苦しんだ」という形で紹介している。
もちろん、これは彼ら3人を貶める意図があるわけではない。特にアンリは8シーズンわたってアーセナルでプレーしており、バルセロナでの3シーズンと比較するのは酷な話だ。単純にスアレスを持ち上げるための尺度として『Daily Mail』が持ちだしたと考えて欲しい。
スアレスは昨年の夏にリヴァプールからバルセロナに移籍してきた。リヴァプール時代は110試合で69ゴールを奪っている。まだ28歳という年齢を考えれば、今後リヴァプール時代の記録を超えることは充分にあり得るだろう。