8日、欧州各地でEURO2016に向けた各組の予選が開催された。

山場を迎えたのはグループD。本戦出場の可能性を残す3位アイルランドが1位ドイツと、4位スコットランドが2位ポーランドとそれぞれ対戦したのだ。

試合結果もサプライズだった。まず、ダブリンで行われた試合ではアイルランドがシェイン・ロングの得点で世界王者ドイツを1-0で撃破。

さらに、グラスゴーでは試合終了間際まで4位スコットランドが2-1とリードする展開だったのだが、後半アディショナルタイム4分、ポーランドがフリーキックから土壇場で得点し、ラストワンプレーで2-2の同点に追いついたのだ。

スコアラーは絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキ。この試合ではスタート3分に先制ゴールを決めており、この日2点目の得点は今予選通算12得点目、デイヴィッド・ヒーリーが持つ大会記録まであと1ゴールと迫った。

この結果、4位スコットランドの予選敗退が決定した。

さらに、アイルランドがドイツに勝利したことで勝ち点3を積み重ねたことで、2位ポーランドを猛追。レヴァンドフスキのゴールがなければアイルランドが2位に浮上していただけに、ポーランドとしては命拾いした形である。

さて、波乱まみれの第9節をふまえ、グループの順位表はこうなった。

首位ドイツから3位アイルランドまでが勝ち点1差!そう、最終節を残し大混戦の様相を呈しているのだ。

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