9月のインターナショナルマッチデーが終わった。アイスランド代表のように躍進が話題になるチームもあれば、反対にオランダ代表のように悲劇の主人公になるものもいる。いつだって、サッカーはドラマティックだ。

今回は、今月の試合から「あと1分」が守れずに立場が変わってしまったチームたちを紹介しよう。

ニカラグア代表ージャマイカ代表

4日の2018年ワールドカップ北中米カリブ海3次予選でジャマイカ代表を3-2で破り、一躍時の人となったニカラグアだったが、僅か4日で再び元の木阿弥になってしまった。

9日の試合では88分までジャマイカ代表を1失点で抑えていた。二試合合計で3-3、アウェーゴールの差でニカラグア代表が4次予選へ進出するはずだった…。

しかし、89分にジャマイカ代表FWサイモン・ドウキンスのスーパーゴールにより万事休す。二試合合計4-3とスコアを逆転され、3次予選での敗退が決まった。

泣き崩れるニカラグアの選手と、それを慰めるドウキンス。サッカーはいつだってどちらかしかない、「勝者」と「敗者」だ。

【次ページ】アルバニアの悲劇