昨年9月から行われてきたEURO2016予選も、今月ついに最終決戦を迎える。
各チームは第9節と第10節を戦い、これによって予選は終了。本戦に出場する計19チームと、プレーオフに進出する8チームが決定するのだ。
今大会より出場国数が「16」から「24」へと増加している同大会。簡単なレギュレーションは以下の通りである。
・欧州53の国と地域が予選に出場
・本大会への出場枠は「24」
・グループはAからIまで9つ
・各組上位2チームと、3位チームの中で最も成績が良い1チームの計19チームが本大会への出場権を獲得
・3位チームの残り8チームはプレーオフに回り、それに勝利した4チームが本大会への出場権を獲得
今回は、残り2試合となったEURO2016予選の“最終決戦”を楽しむ上で知っておきたい、「5つの見どころ」をご紹介しよう。
1. オランダは「奇跡」を起こせるのか
【グループA】
見どころ:オランダとトルコの3位争い
このEURO予選、最も大きな驚きとなっているのが強豪オランダの不振である。
.@KNVB coach Danny Blind has called up @jeremainlens & @VirgilvDijk for the qualifier against @MilliTakimlar. pic.twitter.com/MOx1FHLSeo
— European Qualifiers (@EuroQualifiers) 2015, 9月 4
予選のスタートからエンジンのかからないオランダは今年6月にフース・ヒディンク監督が辞任。新監督にはダニー・ブリントが就任するも、先月行われたアイスランド戦とトルコ戦で連敗を喫し、ついにグループAの4位に転落している。
2試合を残した現在3位トルコに勝ち点2差をつけられており、自力での本大会出場の可能性を失っているのだ。
グループAはアイスランドとチェコの2位以上がすでに決定している。つまり、オランダとトルコがプレーオフ進出となる最後の椅子を争うことになっている。
両チームの対戦カードは以下の通り。
10月10日
カザフスタン 対 オランダ
チェコ 対 トルコ
10月13日
オランダ 対 チェコ
トルコ 対 アイスランド
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