8日、欧州各地でEURO2016に向けた各組の予選が開催された。
山場を迎えたのはグループD。本戦出場の可能性を残す3位アイルランドが1位ドイツと、4位スコットランドが2位ポーランドとそれぞれ対戦したのだ。
Still goalless in the game between @FAIreland and @DFB_Team_EN. Who'll make the breakthrough? #EURO2016 pic.twitter.com/GHWNsQ9QAU
— European Qualifiers (@EuroQualifiers) 2015, 10月 8
試合結果もサプライズだった。まず、ダブリンで行われた試合ではアイルランドがシェイン・ロングの得点で世界王者ドイツを1-0で撃破。
さらに、グラスゴーでは試合終了間際まで4位スコットランドが2-1とリードする展開だったのだが、後半アディショナルタイム4分、ポーランドがフリーキックから土壇場で得点し、ラストワンプレーで2-2の同点に追いついたのだ。
スコアラーは絶対的エースのロベルト・レヴァンドフスキ。この試合ではスタート3分に先制ゴールを決めており、この日2点目の得点は今予選通算12得点目、デイヴィッド・ヒーリーが持つ大会記録まであと1ゴールと迫った。
この結果、4位スコットランドの予選敗退が決定した。
さらに、アイルランドがドイツに勝利したことで勝ち点3を積み重ねたことで、2位ポーランドを猛追。レヴァンドフスキのゴールがなければアイルランドが2位に浮上していただけに、ポーランドとしては命拾いした形である。
さて、波乱まみれの第9節をふまえ、グループの順位表はこうなった。
首位ドイツから3位アイルランドまでが勝ち点1差!そう、最終節を残し大混戦の様相を呈しているのだ。