『The World Game』は「ボルシア・ドルトムントに所属しているオーストラリア代表ムスタファ・アミニは、アフガニスタン代表チームからの誘いを断ったことを明らかにした」と報じた。
ムハンマド・ムスタファ・カスティーリョ・アミニは1993年生まれの21歳。オーストラリアのシドニー生まれであるが、父親はアフガニスタンからの難民であり、母親はニカラグア出身である。
オーストラリア国立スポーツ研究所を経てセントラルコースト・マリナーズに加入し、2011年にボルシア・ドルトムントと契約。まだブンデスリーガでは出番がないものの、Bチームでは主力の一人となっている。
アフガニスタン代表監督を務めているのはドイツで主に指導をしていたボスニア・ヘルツェゴビナ人指揮官スラヴェン・スケレジッチ氏。そのコネクションもあり、アミニの引き入れに動いていたようだ。
また、アミニはこの中で、アフガニスタン代表がすでにロシアリーグから2、3名を引き入れたこと、ホッフェンハイムのドイツU-19代表MFナディーム・アミリも誘っていることなどを明かしている。
ムスタファ・アミニ
「(アフガニスタン代表の)スケレジッチ監督は僕に『中心選手の一人になってほしい』と話した。
それはもちろん引き立って見えた。彼はロシアでプレーしている2、3名の選手を既に引き入れた。
またホッフェンハイムに一人いて(おそらくドイツU-19代表MFナディーム・アミリ)、スケレジッチは彼を呼ぼうとしている。
私は彼の成功を祈っている。しかし、僕の心はオーストラリアだけにある――僕はそう言ったんだ」