14日、2018年ワールドカップアジア2次予選の組み合わせ抽選会が行われ日本代表はグループEに入った。
Here's the full draw for
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— AFC Asian Cup (@afcasiancup)
2015, 4月 14
日本と同組になったのはシリア、アフガニスタン、シンガポール、カンボジアの4ヵ国。ヴァヒド・ハリルホジッチ監督就任からわずか数か月というところで迎える予選とあって、注目は大きくなるだろう。
今回は、『Footballista』から発売されたオフィシャルマガジンで14ヵ国のチーム分析を行い、アジアサッカーに関する知識では日本でもそれなりのレベルにいるであろう編集部Kが各チームの概要をご紹介することにしよう。
シリア代表はどんなチーム?
メディアではサッカーではなく政治の問題がピックアップされるであろうシリア。現在ホームゲームが地元で開催できないため、イランのテヘランを会場として使用している。もちろん日本との試合では変わるかもしれないが。
前回のアジアカップ予選ではオマーンとヨルダンに敗れて本大会出場を逃している。
しかし、逆に先日の親善試合ではほぼフルメンバーのヨルダンに勝利を収めており、実際一時期アンダーの世代が強かったことで知られる彼らの能力は高い。
伝統的にカウンターを得意としているが、後方にもボールを扱うのが好きな選手が多いのが特徴だ。エースは昔からずっとチームにいる長身ながらスピードがあるFWラジャ・ラフェで、彼をクロスかロングボールで合わせていくのが強み。
ちなみに、シリアで今最も注目されているFWといえるのはウマール・アル・スマ。サウジアラビアリーグで20試合22得点というありえない記録を出している。
サウジアラビアでの試合を見ても、とにかく圧倒的な能力を見せ付けている。ロンドン五輪予選で日本と対戦し10番を付けていた長身ストライカーと言えば覚えている方も多いだろう。
ただこの選手はUAE、カタール、サウジアラビアから帰化のオファーを受けており、その中で彼女の出身地であるサウジを選ぶのではないか…と言われている。そうなればもちろんこちらには出てこない。
注目選手:マフムード・アル・マワス
シリア最高の才能と呼ばれている攻撃的MF。ユース年代のチームが結果を残せたのは完全に彼のおかげであると言える。圧倒的な技術とキックの精度を併せ持つ。
日本代表との試合日程
2015年10月8日(木)
第5節:シリア 対 日本
2016年3月29日(火)
第10節:日本 対 シリア