3月22日、FIFAの開発ディレクターを務めているティエリ・レガナス氏が国際報道機関の会合に出席し、アフガニスタンリーグの成功を喜んだとロイター通信が報じた。

2011年の南アジアサッカー選手権で準優勝に輝いたアフガニスタンであるが、長い情勢不安が続いていたこともあって国内のリーグは未整備であった。

そんな中、昨年マイダン・エ・サブズというTVリアリティーショーが放映されることとなり、その企画として選手を選抜し8つのチームを設立、アフガニスタン・プレミアリーグが発足した。

会場やシステムはまだ整備されてはいないものの、試合はラジオやテレビで生中継され、10月19日に行われた決勝戦もスタジアムは満員の観客で埋め尽くされ、大盛況のうちに成功を収めた。

「これは驚くべき事だ。テレビ番組は大成功に終わり、投資家も満足している。クラブ、選手はリーグによってお金を得る事が出来、アフガニスタンのサッカーを再生することが出来るだろう。

これは新しい経営方法だ。リーグを復活させたいと思っている若い人たちが、ダイナミックなアイデアを打ち出したのだ。彼らはまずテレビ番組を示す必要があった。従って我々は全国放送の毎週一時間の枠を取得し、スタジオをセットアップすることを支援した。

それがちゃんと実行できたかどうか、プロジェクトの終了時に見極めることになるだろう。しかし、我々は良い前例としてこれが成功裏に終了して欲しいと思っている」

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