3月25日、『Africanfootball』は「ナイジェリアサッカー連盟は、スティーヴン・ケシ氏と新たな契約を結ぶことを承認した」と報じた。

現在のインターナショナルマッチデーウィークで2つの親善試合を行う予定となっているナイジェリア代表であるが、現在監督は不在の状況で、ダニエル・アモカチ氏が暫定的に指揮を取っている。

なぜかといえば、2014年ワールドカップで指揮を取ったことで知られるスティーヴン・ケシ代表監督を解任したはいいものの、連盟内の混乱によって後任選びどころではなかったからだ。ケシ氏が試合後とのパートタイム契約で指揮を取るという異例の事態にもなった。

そしてナイジェリア連盟は数度の会長選挙が繰り返され状況が安定しなかった上、正式に新会長にアマジュ・ピニック氏(彼は元々ケシ監督再任を希望していた)が就任してからも、両者の間で条件面が折り合わず。

一時はスティーヴン・ケシ氏が「これは奴隷契約である」とメディアに対して話すなど亀裂も大きくなっていた。

しかし、今回ようやく連盟側の技術委員会がスティーヴン・ケシ氏の再任を提案し、それを会長が承認。条件面でも合意に至ったようで、半年以上の指揮官不在を経てようやく正常な組織に戻りそうだ。

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