1月7日、『Africanfootball」は「アディダスとの契約が12月31日で満了となったナイジェリアサッカー連盟は、もし必要になれば自腹でユニフォームを購入する方針であると発表した」と報じた。


2010年にアディダスと4年の契約を結び、その間にアフリカネイションズカップ優勝、コンフェデレーションズカップ出場、ワールドカップ2014出場と結果を残してきたナイジェリア代表。

しかしその後連盟内部で会長の逮捕や選挙違反が相次ぎ、統治機関としての機能が失われる状況に。その混乱の中でアフリカネイションズカップ2015の出場を逃すとともに、ユニフォームサプライヤーとの契約という点についてもあまり進行させることが出来なかった。

その結果12月31日にアディダスとの契約が満了となり、現在はユニフォームを提供してくれるスポンサーが不在の状態。

幸か不幸かアフリカネイションズカップの予選で敗退したために代表チームの公式戦はしばらくないのだが、必要になった場合は自腹で購入することになるとナイジェリアサッカー連盟マーケティングディレクターのイドリス・アダマ氏が表明した。

イドリス・アダマ ナイジェリアサッカー連盟マーケティングディレクター

「我々の部門においては、営業部や販売コンサルタントに至るまで本当に良く働いている。連盟のマーケティング部門も、新しいサプライヤーを見つけるために努力している。

もし世界で最も素晴らしいサプライヤーを見つけられなかった場合には、アディダスを使う以外に選択肢はない。

アディダスは我々との契約を続ける用意が出来ているが、現状では我々はユニフォームを購入して着る必要がある。これまでは無料で得ていたものを買わなければいけない」

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