10月23日、『Vanguard』は「裁判所がナイジェリアサッカー連盟会長選挙について違法性を認め、投票の結果を無効とした」と報じた。

今夏ナイジェリアサッカー連盟を巡っては多くの混乱が発生しており、既に事態を収拾できない状況に達している。詳細についてはこれまでQolyでも取り上げてきたため、そちらを参考にしてほしい。

→(参考)FIFA、会長が逮捕されたナイジェリアサッカー連盟を資格停止処分に

→(参考)ナイジェリア連盟の火災は放火か漏電か? U-17W杯の優勝カップは無事

→(参考)放火騒ぎに選挙違反、ナイジェリアがカオス…審判、クラブ、選手がリーグ開幕戦をボイコット

→(参考)ナイジェリアサッカー連盟の自称新会長、反腐敗機関の事情聴取を受ける

発端はこれまで会長を務めてきたアミヌ・マイガリ氏が資金の不正流用を疑われて逮捕されたこと。数度の延期を経て8月26日に会長選挙が行われ、クリス・ギワ氏が当選したものの、選挙違反が発覚したために取り消しに。

一旦アミヌ・マイガリ氏が復帰して再び選挙を行うことを決め、ようやく先日アマジュ・ピニック新会長が就任することになったものの、これに関しても裁判所から違法であるという判断が下された。

ナイジェリアサッカー連盟はこの判断に対して控訴することを発表しているが、もしそれに失敗した場合は再びFIFAから資格停止処分を受ける可能性があり、その場合は全てのカテゴリの代表チーム、クラブチームが国際大会に出場することが出来なくなる。

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名