8月26日、ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは「イタリア・セリエAのローマからモロッコ代表DFメフディ・ベナティアを獲得することが決定した」と公式発表した。
DONE DEAL: #FCBayern and @OfficialASRoma have agreed the transfer of MEHDI BENATIA (27)! Defensive ace set to sign a 5-year contract.
— FC Bayern English (@FCBayernEN) 2014, 8月 26
契約期間は5年。移籍金については非公表であるが、これまでの報道では3000万ユーロ程度(およそ41億円)ではないかと考えられている。なお、メディカルチェックはこれから行われる予定。
昨季の活躍で多くの注目を集めたメフディ・ベナティアは、今夏のマーケットで様々な噂が浮上していた。当初はマンチェスター・シティが有力と言われていたものの、ローマが放出を否定したことで終息し、その後チェルシー、バルセロナ、マンチェスター・ユナイテッドなどが興味を示していると報じられてきた。
しかし、開幕を前にしたDFLスーパーカップでスペイン代表MFハビ・マルティネスが長期離脱になってしまったバイエルン・ミュンヘンが、その穴埋めとしてベナティアの獲得を検討。
一時は賃金の額で大きなギャップ(ベナティアの現在の給与が年150万ユーロ、バイエルンに求めた額は年800万ユーロであったと言われている)があり、交渉が進んでいないと言われていたものの、結局そのハードルは取り払われたようで、最終的には合意にこぎつけることに成功した。