『Bild』は「ドイツ・ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンは、ローマのモロッコ代表DFメフディ・ベナティアの獲得に向けて交渉を行っている」と報じた。
バイエルン・ミュンヘンは先日行われたDFLスーパーカップでスペイン代表MFハビ・マルティネスが前十字靭帯を断裂する大怪我を負い、守備面での人員が不足しつつある。
これまではウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン(アトレティコ・マドリー)、フランス代表DFラファエル・ヴァラヌ(レアル・マドリー)がターゲットであると言われてきたが、ここにきてバイエルン・ミュンヘンのテクニカルディレクターを務めているミヒャエル・レシュケ氏がイタリアを訪れ、ローマとの交渉を始めているという。
バイエルンは彼の獲得に向けて3000万ユーロ(およそ41億円)の支払いを行うことに前向きであるとのことで、今夏の移籍市場で大きな赤字を抱えたローマも話し合いに応じているようで、記事ではすぐに交渉が進む可能性も示唆されている。
ローマは現在ヴァルテル・サバティーニ氏がロンドンを訪れており、マッティア・デストロ、アデム・リャイッチの売却に向けた動きをしていると報じられている。しかし、もしベナティアがその価格で売れるとするならば、デストロとリャイッチを退団させる必要は無くなるだろう。