ソーシャルメディア上およびインターネット上で気鋭のコラムニスト陣をゲストに迎え、 日本代表のW杯での結果に関する討論企画。
その1はこちら。
【予想座談会の反省会】
結城康平:では、今回のメイン企画に入りたいと思います。皆さんには大会前の予想を振り返り、反省をしていただきましょう。
タカク:俺なんて言ったっけ?(笑)
結城康平:「私は50%にします。初戦のコートジボワール戦を抑えられるかに全てがかかってくる。ドログバやヤヤ・トゥレがいて、そういう相手に“殴り勝てる”か。やっぱりコロンビア戦までには決めておきたいけれど、ザンビア相手にも3失点してしまったので…もう分からないですよね(笑)いつしか「相手より点を取れるか」みたいなチームになってしまったので、守り切るという選択肢はないはずだし。」とおっしゃっておられました。何か反省はありますかね?
タカク:思ったより妥当だったな、俺。
白面:そのまんまでしたね。
結城康平:でも、タカクさんは「決勝トーナメントに行ける?」という質問には力強く「行ける」と答えておられましたが、そこはいかがでしょう?(笑)」
タカク:決勝トーナメント行けると思ってたよ。返せよ。
結城康平: 何をですか?(笑)
タカク:いや、何かを。俺が失った何かを。
結城康平:そういう意味では35%って予測した僕、割と優秀じゃないですか?「初戦の相手がコートジボワールっていうのが嫌です。なんと言うか…まだ“おかしく”はなってないかなっていう。2 戦目3戦目ではボロが出てくるのが目に浮かぶんですが、初戦はさすがにちゃんとやってきそう。そこで叩かれてそのままギリシャ戦はかなり嫌な感じがするので、確率は低めになっちゃうのかな。」というコメントも、そこそこ妥当なような。
白面 :まあ、でも結城君のを優秀とすると、タカクさんのも同じくらい優秀な予想なんだよねえ。
タカク:しかもコートジボワール、初戦からおかしかったよね、もう。
結城康平:それを言われると、確かに。コートジボワールを過大評価してましたかね。
結城康平:では白面さん。「ザッケローニ監督が選択肢を間違えなければ、あるいはその場その場で自分にできるベストな選択肢を選ぶことができれば、70%。ただ、この監督は最適解を見つけ出すのが…(笑)そこで無理にプライド出さなくていいし、見えない何かと戦わなくていいから…というね。客観的な選択肢を選んでいってくれれば、勝ち抜ける力はあると思います。これまでのクラブ監督キャリアではオーナー達のわがままに散々振り回されてきた方なので、そろそろ報われてほしい。祈り込みの数字です。」と、コメントされてますね。
白面:これ以上何を言えと言うのか(笑)
結城康平:選択肢、間違えちゃいましたからね、ザック。
白面:見えない何かと闘わなくていいから、と思っていたんですが。
タカク:ガッツリ闘ってましたね。
結城康平:では、最後にスケゴーさん。「左サイドバックに今野が入って、4-2-3-1と3-4-3の併用ができれば90%できます。はっきり言ってしまうと、ギリシャもコートジボワールも弱いです。3 チームともプレスに弱そうな感じです。最終ラインは繋げませんし。だからハイプレスでハメてしまえばいけるんじゃないですかね。だからこそハイプレスができない戦力は外してほしい。前からしっかりボールを奪いに行ける選手を使えば勝てると思います。」とのことでしたが。
スケゴー:ハイプレスをしなかったんで仕方ないよね。直前に、本田、香川をみんな外すと思ってたんだよ。
タカク:こんなかで一番裏切られた感あるのスケゴーさんだと思う(笑)
白面:僕と結城君のセリエ勢は、なんとなくのザッケローニ予想がありながら無理にでも盛り立てていこうとしたんだけど、悪い予感の方が当たってしまった。
スケゴー:3-4-3やると思ったんだけどな…
結城康平:ザックの指揮官としての将来について、とか話しますか?
スケゴー:それはいらない。
一同:(笑)
タカク:そもそも年齢的にも、もうこれ以上指揮官としてやっていく感じではないかもね。