2位:キリアン・エムバペ
加入したクラブ:モナコ
加入したクラブ:PSG
移籍金:1億8000万ユーロ(およそ319.84億円)
現在レアル・マドリーでエースとしての立場を確固たるものにしているキリアン・エムバペ。彼がこの移籍金を記録したのはなんと18歳のころだ。
モナコの下部組織で育ち、16歳でトップチームへと引き上げられた彼は、すぐにウイングのポジションを奪取。そのスピードと得点力から「ティエリ・アンリの再来」とも騒がれた。
そして2017年にパリ・サンジェルマンが彼の獲得を発表。1年の期限付き移籍であったが、レンタルの期間が終了すると同時に買い取りの義務が発生するという条件だった。
そのため2018年夏にはパリ・サンジェルマンからモナコへと1億8000万ユーロの支払いが約束され、エムバペは「史上最高額の10代選手」となった。
1位:ネイマール
加入したクラブ:バルセロナ
加入したクラブ:PSG
移籍金:2億2200万ユーロ(およそ394.47億円)
今なお移籍金の記録としてトップに立つネイマール。ボーナスを含めずに2億ユーロを超える取引が行われたのは、サッカーの歴史上彼一人だけである。
2013年にサントスからバルセロナへと加入した彼は、リオネル・メッシ&ルイス・スアレスとともに伝説的な3トップ「MSN」を形成し、ゴールとチャンスを量産。数多くのタイトルを獲得し、クラブの黄金期を作り上げた。
しかし2017年夏、カタール資本が注入されてスター選手を求めていたパリ・サンジェルマンが2億2200万ユーロの移籍金を提示。これはネイマールの契約に含まれていたバイアウト条項を満たしており、本人が同意したことで取引は成立。
フランスへと移ったネイマールは、スペイン時代の2倍となる年俸も手にすることになり、クラブの象徴としての扱いを受けた。しかしピッチ上では細かい怪我に悩まされ、度々試合を欠場しなければならず、伝説的な存在にはなれなかった。
エムバペは1位じゃない!スペインリーグで最高年俸のスター10人とその金額
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。