現在ヨーロッパへの移籍準備に入っていると発表された高井幸大。川崎フロンターレで若くして中心的な役割を果たしている新鋭ディフェンダーが、ついに海外へのステップを踏むことになった。移籍先はおそらくイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーになると伝えられている。
それにちなみ、今回は『イングランド・プレミアリーグで出場した日本人ディフェンダー』を特集する。
冨安健洋
クラブ:アーセナル
プレミアリーグでデビューした年:2021年
アビスパ福岡からシント・トロイデン、そしてボローニャを経てイングランド・プレミアリーグの名門アーセナルへと移籍した冨安健洋。現在も同クラブに所属している。
もともとはセンターバックであるが、イタリア・セリエAでは右サイドバックにコンバートされて攻守に貢献し、大きく評価を高めてイングランドに乗り込んだ。
アーセナルでは右サイドバックの他に左サイドバックでも起用されるなどミケル・アルテタ監督の信頼を得たが、その一方で大きな怪我に悩まされており、しばしば試合に絡めない日々を過ごしている。
現在も手術のために長期離脱しており、復帰は今年の末になるのではないかと言われている。来季の後半戦でどれだけの活躍ができるか、それが今後のキャリアの鍵になりそうだ。