推定1億5千万超えのビッグディール…小森資金をどう生かすか
今年1月にベルギー1部シント=トロイデンに期限付き移籍していた小森が千葉に復帰するも、今月5日にJ1浦和レッズへと完全移籍した。
この移籍で発生した移籍金は、関係者によれば1億5000万円超えのビッグディールが成立したという。この金額はベルギー『Voetbal』でも完全移籍の際に必要なコストに約90万ユーロ(約1億5100万)であると1月時点で報じていたため、信ぴょう性は高いと見られている。
千葉の歴代移籍金でも上位に入る『小森資金』は17季ぶりのJ1復帰の鍵になるだろう。
あるプロサッカー関係者は「小森選手の違約金以外にもスポンサーも動いていると聞いているので、この夏は大きく動くんじゃないかとJ2クラブは警戒している。6月上旬の特別移籍期間では動かなかったから、夏は派手に動くと予想しています」と話した。
具体的には中盤で球際のデュエルに打ち勝てる守備的ミッドフィールダーやサイドアタッカーやサイドバックの補強が予想されるが、どのような補強をするのかはベールに包まれている状況だ。
夏の補強第1号となった森は完全移籍ではなく、期限付き移籍であるため補強資金はまだまだ余裕があると見られているため、さらなる追加補強や戦力整備が進むだろうと複数関係者は考察していた。
今季の千葉はFWカルリーニョス・ジュニオ、GKホセ・スアレスをフリーで獲得するなど、コストを抑えた大型補強にも成功している。
今後A契約枠の兼ね合いもあり、補強する上での放出も想定されるため、人員整理を含めて動向を細かくチェックしたい。
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夏の補強第1号となった森がどのような活躍を見せ、千葉はさらなる補強を進めるのかに熱視線が集まっている。