サッカー界において歴史上最も優れた選手の一人として評価されるリオネル・メッシ。クリスティアーノ・ロナウドと並び、2000年代後半から2010年代を支配したといえる存在だ。
ただ、そのメッシの同僚としてプレーしたことがありながら、「世界最高の選手」としては別のプレーヤーをあげた者もいる。今回は『Planet Football』から「世界最高のサッカー選手としてメッシ以外をピックアップした元チームメイトたち」をお送りする。
ボヤン・クルキッチ
ボヤン・クルキッチはバルセロナの下部組織で育った選手であり、「メッシの後継者」として期待された逸材であった。900得点以上を記録し、メッシと100試合以上を共にプレーした。
ただ、ボヤンが最高の選手としてあげたのはメッシではなく、ロナウジーニョであった。「僕がプレーした中で最高の選手は、おそらくロナウジーニョだった。メッシと長年にわたって最高レベルでピッチを共有したことを考えると、誰かを特定するのは困難で、ほとんど不公平だということは分かっている。しかし、ロナウジーニョは、僕の意見では、すべてを持っていた」
ロナウジーニョが持っていたファンタジックなプレーに感銘を受けたというボヤン。メッシ以上にその衝撃は大きかったようだ。
ケイロル・ナバス
コスタリカ代表のゴールキーパー、ケイロル・ナバスは、レアル・マドリーでクリスティアーノ・ロナウドと、パリ・サンジェルマンでメッシと、両方のスーパースターと共にプレーした貴重な経験を持つ選手である。
「僕はメッシとロナウド両方とプレーしたことがあり、彼らは地球上で最高の選手たちだ。しかし、ロナウドの方がメッシよりもわずかに優れていると思う。なぜなら、彼は自分のコンフォートゾーンの外でも結果を出すことができるからだ」
自身がコスタリカを離れて各国でプレーした経験を持っていることもあってか、未知の状況に挑戦していくロナウドの開拓精神により惹かれるものがあるようだ。