パオロ・マルディーニ
国籍:イタリア
クラブ:ミラン
永久欠番:3番
数々のレジェンドを生んできたミランは2つの数字が永久欠番になっている。一つは、フランコ・バレージの「6」だ。そしてもう一つはパオロ・マルディーニの「3」である。
父親のチェーザレがプレーしたミランの下部組織で育ち、自身も1984年にトップチームへとデビュー。父から受け継いだ背番号3を着用し、若くして世界トップクラスのクラブで重要な選手になった。
1994年にはディフェンダーとしては珍しい年間最優秀選手賞を獲得し、守備でコンビを組んだバレージからも「自分が受賞したかのように嬉しい」との称賛を受けた。
長くキャプテンとしてもチームを支え、2009年に現役引退。クラブはその番号「3」を永久欠番としたが、同時に「パオロの息子がトップチームで定着した際に渡す番号」として遺すことを発表している。
なお、珍しい例ではリベリア代表がジョージ・ウェアの「14」を永久欠番としていたり、サガン鳥栖がクラブの設立に関わった坂田道隆氏の命日にちなんだ「17」を欠番にしていたりしている。