ベルギー1部のユニオン・サン=ジロワーズでプレーする日本代表DF町田浩樹。
身長190cmを誇る27歳のディフェンダーは、左利きの大型センターバックという稀有な存在なため、欧州でも注目の存在となっている。
2024年のベルギーカップ決勝ではアントワープ相手に決勝ゴールを叩き込み、ユニオンに1935年以来となるタイトルをもたらす英雄にもなった。
ユニオンは残り2試合となった優勝プレーオフで首位に立っており、またもトロフィー獲得に迫っている。
『Le Soir』によれば、町田は「今でもよく思い出す。キャリアで最高の思い出。信じられないほど素晴らしい体験だった。タイトル獲得の喜びを自分たちは知っている。そして、もう一度味わいたい!街で会った人は今でも『カップ戦、ありがとう』と言ってくれる。でも、これは自分の個人的勝利ではなく、クラブ全体の優勝だということをはっきりさせておきたい」と話していたそう。
また、昨夏に移籍するはずだったことも明かしたという。ブンデスリーガやプレミアリーグからの関心があったものの、ステップアップは実現せず。
「正直に言うと、移籍できると思っていた。でも、できなかった。精神的につらかった。でも、それが運命だし、そういうもの。実際、昨夏は正式なオファーを受けとっていなかった」と吐露していたとのこと。関心は寄せられていたものの、オファーには至らなかったようだ。