日曜日に行われるマンチェスター・シティ戦を前に行われた記者会見。そこでリヴァプールのアルネ・スロット監督が話したコメントが話題になっているようだ。
水曜日の夜に行われたミッドウィークのアストン・ヴィラ戦で引き分けてしまったリヴァプール。その悔しいドローの中で、一人の選手の行動が問題視されていた。
68分に大きなチャンスを逃してしまったウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスが、試合終了のホイッスルが鳴った後、ファンに向かって拍手を送るチームメイトたちを尻目にひとりロッカールームへと戻っていったのだ。
スロット監督は記者会見においてヌニェスの行動について言及し、以下のように話していた。
「チャンスを逃したのは問題ではない。その後の行動こそが問題なのである。
つまり、彼は自分の頭の中でミスのことを考えすぎてしまい、いつものように一生懸命走ってチームに貢献する姿ではなくなってしまった、という意味だ。あのチャンスを逃したことによって、あまりにもがっかりしすぎていたのだと思う。
確証を持っているわけではないが、おそらくそれが彼のパフォーマンスを落としてしまった理由であろうと考えている。
ワタ(遠藤航)のような考え方を持つことが最善であると思う。彼は前向きに考え続けており、我々が必要としたときにはいつだって準備ができているのだ。
ただ、それができる選手は多くないがね。私がダルウィンと話したいことは、チャンスを逃した点ではなく、その後のプレーについてだ」
今季はまだプレミアリーグで先発出場がゼロの状態が続いている遠藤であるが、途中出場やターンオーバーの試合で安定したプレーを見せており、監督からも改めてその準備を高く評価されているようだ。