プレミアリーグで首位を走るリヴァプールは、16日の第25節ウォルヴァーハンプトン戦に2-1で競り勝った。
日本代表MF遠藤航は1点差に迫られた直後の後半26分から投入され、クローザーとしての役割を全う。
試合後、アルネ・スロット監督はこう語っていた。
「今日もジャレル(・クアンサー)やワタ(遠藤)のような選手がこのチームにとってどれほど重要かが分かっただろう。
何かを成し遂げたいなら、モハメド・サラーやルイス・ディアスらのゴールが必要だが、頼りになる彼らのような選手たちも必要だ。
コーチングスタッフとして、チームを助ける決断を下す準備をしておかなければいけない。それが我々がやろうとしていたことだ。
ワタのようなタイプの選手を投入し、ドミニク・ソボスライを左サイドに投入して、そこでの脅威も無力化した」
遠藤ら控え選手たちをあらためて讃えていたのだ。
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また、『Lieverpool Echo』は「遠藤がリヴァプールファンたちがいるコーナーフラッグ付近でフリーキックを獲得。これはゴールと同じくらいの大声援で称賛されたプレーだった。(ゴールと)同じくらい重要なプレーだったはずだ」と伝えている。
『BBC』も「後半アディショナルタイムに遠藤がフリーキックを勝ち取り、ホームのリヴァプールファンから安堵の声」と紹介しており、チームのために体を張ったプレーが喝采を浴びていたようだ。