先日女性への性的暴行事件に関与した疑いで身柄を拘束されたバレンシアFWラファ・ミル。
容疑者とされているのは彼とアルカンタリラのサッカー選手、そしてラファ・ミルの友人であるパブロ・ハラの3名。
彼らは4日に法廷で証言を行ったあとで釈放されており、パスポートの剥奪や外出禁止命令、毎週の法廷への出席、被害者への接近禁止が命ぜられているとのこと。
『El Mundo』によれば、被害者とされているのは21歳と25歳の女性であると伝えられている。
彼女たちは土曜日の夜から日曜日の早朝にかけてナイトクラブでラファ・ミルらと会ったという。
その後ラファ・ミルの自宅へ招待されたあと性的暴行を受けたとのことで、彼女たちの悲鳴を聞いた隣人によって警察に通報が行われていたそう。
現場に到着した警察は方向感覚を失ってフラフラ歩いている半裸の被害者2名を発見し、ラファ・ミルらにも接触したものの、その際には性的暴行については説明されず、単なる口論だったと話されていたとか。
しかしその後2名の被害者女性は病院で治療を受けるとともに当局へ性的暴行を受けたと告訴を行い、ラファ・ミルらは月曜日に身柄を拘束されることになったという。
記事によれば、被害者の女性は性的暴行を受けた状況を以下のように説明しているとのこと。
・強姦はラファ・ミルの家に向かうタクシーから始まっており、容疑者は女性の体を触りだしていた。被害者は運転手に「止めて欲しい」と訴えていた
・ラファ・ミルは自宅のバスルームに女性を連れて行き、ボルトでドアを固定した。被害者を流し台の上に座らせ、スカートを脱がさぬまま膣に指を挿入した
・女性が「父親が迎えに来るから離してほしい」と訴えるも暴行は終わらず、ラファ・ミルを押しのけて逃げようとするまで触られ続けた
なお、21歳の被害者を襲ったのがラファ・ミル、25歳の被害者を襲ったのは他の2名であるとのこと。
ラファ・ミルらはこの事件に対して「合意の上の性行為であった」との立場を堅持しているとのことで、その証拠は事件から告訴まで長い時間がかかっている点であると主張しているようだ。