昨年7月の試合で対戦相手に平手打ちした選手に対し、エジプト裁判所が「1年の懲役+5年間のスポーツ活動禁止」を言い渡したとのこと。
『ahram』によれば、その処分を言い渡されたのはアル・アハリに所属しているエジプト代表選手のフサイン・アル・シャッハート。
彼は2023年7月23日に行なわれたアル・アハリ対ピラミッドFCの試合中、モロッコ人選手のDFムハンマド・アル・チービーを平手打ちした上、侮辱的な暴言で脅迫したという。
アル・シャッハートはこのあとSNSなどを通してアル・チービーに謝罪しているが、それに被害者側が納得せず、裁判に訴えていた。
その結果、今回エジプトの裁判所がアル・シャッハートに対して1年の懲役(執行猶予付き)と5年間のスポーツ活動禁止、さらに10万エジプトポンド(およそ33万円)の罰金が言い渡されたそう。
アル・シャッハートは2019年にUAEの名門アル・アインからアル・アハリに加入し、それからリーグ優勝3回、カップ優勝3回、CAFチャンピオンズリーグ優勝4回を経験してきた31歳のアタッカー。
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もし彼が5年間のスポーツ活動禁止を受けてしまった場合、キャリアの終焉にも繋がりかねないと考えられている。
なお、アル・アハリとアル・シャッハートは控訴を行う方針であると伝えられている。