ついに開幕を迎えたワールドカップ。 グループAではムハンマド・サラーを起用できなかったエジプトがウルグアイ相手に奮闘を見せた。

ただ、引き分けが濃厚と思われた89分に決勝点を許してしまい、0-1で敗れる結果となった。

それでも、「Man of the Match」に選ばれたのはエジプト代表GKムハンマド・アル・シャナーウィだった。

29歳の大型GKは、エディンソン・カバーニらのシュートを阻止するなど好プレーを披露。受賞に値するパフォーマンスを見せた。

だが、『L'ÉQUIPE』などによれば、彼は試合後の「Man of the match」授与を拒否したそうだ。

その理由は、ワールドカップの「Man of the match」をスポンサードしているのが『バドワイザー』だからだという。エジプトはイスラム教国であり、ムスリムにとって飲酒は原則的に禁忌とされているのだ。

しかし、その一方で、イスラム教国でありながら「MOM」を受け取ったのが、モロッコ代表MFアミヌ・アーリット。

彼はフランス生まれであるほか、モロッコはイスラム教国のなかでは飲酒に対して比較的寛容だそう。

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