風間は鹿児島戦に向けた囲みで、ルヴァンカップ(旧ヤマザキナビスコカップ)の思い出について尋ねられると、2012年から2013年にかけて在籍した川崎フロンターレ時代のエピソードを明かした。
「フロンターレの時に…あの時はグループリーグがあって、決勝トーナメントは試合に出られなかったんですけどグループリーグは数試合に出ました。やっぱり普段“試合慣れ”していない分、急に来る試合で、自分も今と経験値も違いますし、試合の前半とかは相手に呑まれるというか『なんかうまくいかないな』みたいなのが顕著に自分のところで出ちゃう感じはありました。思い出があるかと言われると、なんかもう必死だったという思い出しかないですけど。それと同時に、決勝トーナメントへ行った後の戦いぶりを見て、『先輩たちやっぱりすごいな』みたいな感じで思っていましたね」
風間が出場したのは2013年大会。高校を卒業した2012年にドイツへ渡ったものの、ビザが取得できなかったため3部のオスナブリュックと契約できず、風間は2012年7月に父・八宏が監督を務める川崎フロンターレへ加入した。
その2年目である2013シーズン、20歳になる風間はリーグ戦での出場機会が減り、カップ戦の出場が主だった。その中での思い出だったようだ。ちなみに川崎はこの大会、準決勝まで勝ち進んだが浦和レッズにアウェイゴール差で敗れている。
風間自身は昨年J2&J3のルヴァンカップ参戦が決まった時からこの大会のことをすごく楽しみにしていたという。
「今年からルヴァンが(J2でも)始まるというのは去年の時点から分かっていて、そこに対してのモチベーションはものすごく高かったです」と語り、その理由については「勝ち進めばタイトルが獲れるという分かりやすいところもありますし、あとは試合数が増えれば増えるほど…試合が嫌いな選手がいないので、自分がプレーできるというところなど色々なモチベーションがあります」と答えていた。
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1stラウンド初戦からノックアウト方式で行われる新生ルヴァンカップ。
千葉は1回戦となる6日の鹿児島戦に勝利した場合、4月17日(水)の2回戦では昨季J1昇格プレーオフ準決勝で敗れた東京ヴェルディと対戦する。