2月24日(土)に開幕する明治安田J2リーグ。

昨季6位のジェフユナイテッド千葉は今週末、18日(日)に柏レイソルと伝統のプレシーズンマッチ「ちばぎんカップ」を戦う。

J2は今季、チーム数が22から20へ減少。例年であれば昇格の有力候補となるJ1からの降格チームが横浜FCのみであることから、千葉にとってはチャンスの大きいシーズンだ。

就任2年目の小林慶行監督が16日、ちばぎんカップを前にした会見に出席。今年のチーム始動からここまで、選手たちに一番求めてきたことを問われ以下のように答えた。

「『練習で100%を出してくれ』というようなところです。

それはもう、ピッチ上に入ったら隙を見せるなということにもつながりますし、最初のフィジカルコーチのトレーニングのところから、もしくはボールを触り出すスタートのところ、パスのトレーニングならパスの1本目から、自分の100%を出してやってください、と。トレーニングをアップに使わないでくださいと伝えました。

とにかく、ピッチ上では自分の隙を見せるなよと、自分の成長に対して各々が100%トライしていってくれと。それがチームとしての成長につながるというところで、選手と共に進んできたつもりです」

昨季終盤、7連勝などで自動昇格圏も狙える位置まで上がってきた千葉だが、迎えた39節の東京ヴェルディ戦、終盤まで2点をリードしながらまさかの逆転負け。勢いをそがれ、再び東京ヴェルディと相対したプレーオフで涙を吞んだ。

そうした経験もあってか、個人として、さらにはチームとして、隙を見せない姿勢に今季は特にこだわっているようだ。

昨季より選手たちの“強度”に対する意識が高いように感じるという話に対しても、小林監督は「特にそんなことはないです。ただ、昨年の強度を出して6位だったなら、『自分たちの目標は何なの?』というようなところだと思います。それがすべてかなと。昨年と同じようなことをやっていたら自分たちの目標が達成できないことは明確なので、それならより一層の…というようなところにはなると思います」と明快に答えている。

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今季、16年ぶりのJ1復帰を目指す千葉。その仕上がり具合にも注目のちばぎんカップは、18日(日)14時から三協フロンテア柏スタジアムで行われる。

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