(ライセンス自体は)あったらいいと思う。ライセンスはすごくサッカー界に貢献したし、いいと思うけど、なかったら指導できひんっていうのは、ちょっと…それはそれでどうなんっていう風に思う。結局、エンタメの世界やし。
レジェンドがやめてから監督をやるまで3~4年間のラグができるのはメッチャもったいないじゃないですか。なので、なくす方向で…FIFAに働きかけているんです。(それでも)10年くらいかかると思う」
かつて名古屋グランパスやアーセナルを指揮したアーセン・ヴェンゲル元監督は、現在、FIFAで要職に就いている。
本田はアジアカップが行われたカタールの地で対面した際、ライセンスについての持論を訴えたそうで、まんざらでもない反応だったとか。
また、本田は女子レスリングでオリンピック3連覇を成し遂げた吉田さんとこんなやりとりもしていた。
本田「吉田さん、レスリングって指導者になるためにライセンスがいるんですか?」
吉田「いらいないです」
本田「やっぱりサッカーはおかしいですよ!」
吉田「(サッカーは)プロの世界。私はアマチュアなので」
本田「いやいやいや、プロもなにもないですよ、一生懸命やったらみんなプロですよ」
吉田「(笑)指導は誰でもできますね、審判とかは(資格が)いりますけど」
さらに、本田は「代表監督をやりたい、W杯に出たいから。クラブの監督にはあまり興味がなくて」、「(日本代表)監督のオファーあるなら、いつでもやるからさ。(いつかやりそうだと言われると)いやいやいや、僕はオファーそんな来ないでしょ(笑)」とも話していた。