今季限りでリヴァプールを退任することを発表したユルゲン・クロップ監督。2015年の10月に途中就任して以来、チームに「ゲーゲンプレス」といわれる戦術を落としこみ、プレミアリーグとチャンピオンズリーグを制覇することに成功してきた。

長く指揮を執ってきたカリスマ監督の退任ということで、「リヴァプールの次の指揮官は誰になるのか」が大きく注目されている。

そこで今回はメディアで名前が上がっている「ユルゲン・クロップ監督の後任としてリヴァプールを率いる可能性がある指揮官10名」をピックアップ。

シャビ・アロンソ

現所属:レヴァークーゼン

現在ドイツ・ブンデスリーガのレヴァークーゼンで監督を務めているシャビ・アロンソ。バイエルン・ミュンヘンを上回って首位をひた走っており、世界的に大きな注目を集めている指揮官だ。

選手時代はリヴァプールでもプレーした経験があり、メディアでは「断然本命である」とも伝えられている。レアル・マドリーの噂もあったが、こちらはカルロ・アンチェロッティが契約を更新している。

ロベルト・デ・ゼルビ

現所属:ブライトン

シャビ・アロンソとともにこの数年で急速に株価を上昇させたイタリア人指揮官。グレアム・ポッターの下ですでにかなり評価を高めていたブライトンの監督に就任し、それをさらに高いレベルへと引き上げた。

若い選手をスターに成長させる手腕、そして攻撃的なアプローチなどで大きな注目を集めており、もちろんリヴァプールの理事会も彼を新監督候補としてピックアップしているそう。ファブリツィオ・ロマーノ記者は「シャビ・アロンソかデ・ゼルビの2名に絞られている」とも伝えている。