ガブリエウ・パウリスタ

移籍元:バレンシア

移籍先:アトレティコ・マドリー

かつてアーセナルでプレーしていたことで知られているブラジル人センターバック。イングランドを離れてからはバレンシアに移籍し、6シーズン半に渡ってプレー。キャプテンも務めるなど253試合に出場してきた。ところが、この1月に「契約解除でアトレティコ・マドリーに移籍」という異例の展開になった。

その理由はこうだ。ガブリエウ・パウリスタとバレンシアの契約には「20試合出場したら自動的に1年延長」という条項があった。しかしバレンシアは彼の年俸550万ユーロを支払うことを嫌がり、彼との契約を解除することを選んだのだ。

そのため、アスピリクエタやヒメネスら怪我人が続出したアトレティコ・マドリーは0円で実績あるセンターバックを獲得することに成功したのである。もしガブリエウ・パウリスタが活躍しなかったとしても、アトレティコにとって「うまい」取引だった。

モハメド=アリ・ショー

移籍元:レアル・ソシエダ

移籍先:ニース

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アンジェでデビューしたモハメド=アリ・ショーはまさにシンデレラボーイであった。10代でトップチームのレギュラーとなり、鋭いドリブルでリーグ・アンを席捲。左利きで細身のアタッカーはフランスの将来を担うタレントとも期待された。

そして18歳でレアル・ソシエダへと移籍してラ・リーガに挑戦するも、1年目は怪我に苦しめられ、オヤルサバルや久保建英らがいるチームの中でなかなかポジションを確保できずにいた。

そしてこの冬は1000万ユーロでニースへと加入し、いきなり左サイドのスタメンを確保。慣れ親しんだリーグ・アンの舞台で調子を取り戻せば、すぐにその移籍金を超えるほど価値を高めることになるだろう。

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