今季シュトゥットガルトからリヴァプールに移籍した遠藤航。序盤はイングランド・プレミアリーグのサッカーに適応するのに苦しんだものの、アレクシス・マカリステルの負傷もあってこのところはレギュラーとして活躍していた。

そしてハードスケジュールが続いた12月は欠かせない戦力になり、リヴァプールのクラブ月間MVPにも選出された。

ただ、1月12日に開幕するアジアカップのために今月から2月にかけては日本代表に招集され、リヴァプールを離れなければならない。

『Guardian』によれば、遠藤航はこの離脱について以下のように話し、複雑な感情を明かしたという。

「もちろんここに残りたいが、日本代表の選手として、そしてキャプテンでもある僕にとって、アジアカップは重要なものだ。今は代表チームに集中してベストを尽くすだけだ。

いい結果を残したいと思っているが、そのためにはカタールに長く滞在しなければならない。タイトルを持って帰りたい。僕とモハメド・サラーがいなくても、リヴァプールはうまくやっていけると確信している」

そして、月間MVPを獲得した12月でのプレーについては以下のように話していたそう。

「クリスマスと新年のスケジュールはこれまでの人生で一番大変だったが、サッカーができるのは素晴らしいことだから、それも楽しかった。

非常に厳しいスケジュールだったが、プレーし続けなければならなかった。それが成長するために最も重要なものだからね。

リヴァプールには怪我をした選手がたくさんいた。僕がここに呼ばれた理由をピッチで示さなければならなかった。

チームはとてもいいプレーをしていたし、僕も以前より良くなった。プレミアリーグでも首位に立っているし、自分の仕事ができたと感じている。

ただ、イングランドでプレーすることにもっと慣れなければいけないと感じている。自信を持つことも重要だ。監督は大きな信頼を寄せてくれているし、他の選手たちも僕のことをより理解してくれている」

遠藤航、「ヨーロッパでの同僚ベストイレブン」が意外にすごい

12月3日のフラム戦から1月1日のニューカッスル・ユナイテッド戦まで、実に9試合に出場した遠藤航。さすがにそのスケジュールは鉄人の彼でも大変だったよう。

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