――地域リーグからJFLに上がるときに池谷選手が「試されている」と言っていたのが印象的でした。まさにまたそのような時が来ている?

まさに試されているというところは強いかなと思います。今クリアソンはまさに3連敗という状況なんですけど、そういう時に『辞める』とか『諦める』のはすごく簡単なんですよね。

そのような状態になったときにこそ、自分たちが本当に何を成し遂げたいのか、何を体現したいのか、それをやり続けられるのか。それがすごく大事だと思うんです。

常に試されているというか、『問われている』というか。そういう状況だなと思っているんです。

――2020年の入れ替え戦で勝った後、「関東リーグでも大変だったのにJFLで戦ったらどうなるのかまだイメージが湧かない」と仰っていましたね。実際にそれを1年半経験してどうでした?

楽しいですね!クラブとしてもサッカーで上に行きたいという熱も高まってきています。

とはいえ自分はもちろんビジネスマンとしても働いているので、限られた時間でどのように結果を出していくのか、どうやって世の中に価値を届けていくのか。

そのような比重を模索しながらすごく楽しんでいますし、もっと突き詰めて、もっと良いものを届けていきたいなと思っています。

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クラブの選手全員が仕事を持ちながらプレーしているクリアソン新宿。そして、その多くがクラブを運営する株式会社Criacaoで勤務している。

その独特な構成もあってか、クラブが打ち出している応援のスタイルや状況に対しても「批判を受けたからこそ自分たちの理念に立ち返る機会になった」と考えているようだ。

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