12月18日に行われたJFL×地域リーグ入れ替え戦、FC刈谷対クリアソン新宿。
引き分けで120分が終了すればFC刈谷が残留するというレギュレーションのなか、地域CLを首位で勝ち抜いたクリアソン新宿は4-0と勝利を収めた。
前半アディショナルタイムに池谷友喜選手と井筒陸也選手がゴールを決め、ハーフタイムの段階で複数リードを奪う。さらに後半には大谷真史選手、原田亮選手がネットを揺らし、大差でゲームを決めた。
この勝利によって、クリアソン新宿はクラブ創設以来初めてのJFL昇格を達成。試合後、池谷選手、井筒選手、大谷選手に話を伺っている。
井筒陸也
「クリアソンは本当に良いクラブだと思っています。いつかこのサッカー界を引っ張っていけるような存在にしていきたい。
日本サッカーのシステムではJリーグがあって、そこでチャンピオンをとらないと…。いまも日本サッカーは悪くないですが、もっとそれを豊かにすることはできない、良くなっていかないと思っています。
そのような使命感をもってやりましたし、自分たちが昇格することで日本のサッカーを良くすることができる、そういうことを勝手に背負い込んでいました」
来季は全選手がフルタイムの仕事をしながらJFLを戦うという未曾有のシーズンとなるクリアソン新宿。その新たなステージでの活躍を期待したい。