守護神が熊本の勢いを止める
鈴木椋大
――週末熊本戦を迎えます。熊本の印象などあれば教えてください。
熊本は真ん中に人がすごく多い。サイドからのコンビネーションで中に入ってくる選手もいれば、クロスに対して人数をかけてくるイメージがある。
そこは、しっかりサイドの1対1や2対2の状況になったときに、そこで負けない部分やセカンドボール…。相手が縦パスを入れてきたあとの落としのボールを、ボランチとセンターバックが潰せるぐらいの位置にいれば、上手く自分たちのゲームに持っていけるのかなと思います。
――その中、相手は天皇杯に勝って勢いに乗っていると思います。勢いのあるチームと対戦するときに、注意したいことはありますか。
自分たちがやることは何も変わらないです。
相手が天皇杯で神戸に勝っていい雰囲気の中、そのままの勢いで乗り込んでくることはもう分かっていること。ただ自分たちがそれを受けてしまったら絶対ダメだと思う。自分たちも絶対負けられない状況に置かれているので。
そこで自分たちが変にそれを意識してやり方、入り方を変える必要はないと思う。いままで自分たちが積み上げてきたものを、しっかりと笛が鳴った瞬間から出せるようにみんなで、そんなに意識せず入れたらいいと思います。
――リーグ戦は残り10試合になります。チーム、個人としての意気込みはありますか。
チームとしては勝点3しか求められてない状況でもあります。正直この9月は難しい相手…。チームに特徴があるチームが続くと思うし、自分たちより順位が下のチームに対して絶対取りこぼせない。10節全部そうですけど、全部勝てるよう1つでも多く無失点で終われるように意識してやっていきます。
本当にいま見に来てくださる方もすごく増えてきてるので、その流れをフクアリやアウェーでそういう人たちと一緒に喜べる試合をどんどん増やしていきたいなと思ってます。