スペインサッカー連盟会長を務めているルイス・ルビアレス氏の母が、水曜日に退院したようだ。
先日行われたFIFA女子ワールドカップで優勝したスペイン代表の選手ジェニ・エルモソに対し、表彰式で強引にキスをしたルビアレス氏。
その行為が炎上したことで辞任するのではないかと言われたが、最終的にルビアレス氏の側がそれを拒否し、強制的なものではなく合意の上だったと反論している。
さらにルイス・ルビアレス氏には「連盟の資金で女性とニューヨーク旅行をした」「連盟の予算で乱交パーティをした」「従業員に不適切なセクハラ発言をした」など様々な疑惑が浮上し、ただのキス事件だけで終わらない状況になっている。
そして、ルビアレス氏への風当たりが強くなる中、ルビアレス氏の母アンヘレス・ベハールがハンガーストライキ(食料を摂らない抗議活動)を行うと宣言し、月曜日にディビナ・パストーラ教会に閉じこもったのである。
息子に対しての激しい批判に対して抗議の意を示したものだったが、ベハールは2日間で体調を崩してしまい、水曜日に病院へと運ばれることになった。
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そして今回『BBC』などが報じたところによれば、治療が行われた末にベハールは体調を回復させ、息子ルイス・ルビアレスに付き添われながら病院を後にしたそうだ。