山形で覚醒!J2屈指のサイドアタッカーに

転機は欧州を離れてからだった。2022年に山形へ入団したアウベスは、第9節ブラウブリッツ秋田戦でのゴールを皮切りに34試合10得点2アシストと覚醒し、チームをJ1昇格PO圏内の6位へと導いた。

POでも初戦のファジアーノ岡山戦で1ゴールを挙げる活躍を見せたが、次戦ロアッソ熊本戦では不発に終わり、J1復帰に届かなかった。

今季は背番号10を与えられ、左サイドから違いを作り出した。抜群の抜け出しのセンス、球威のあるミドルシュート、相手をはがすドリブル、敵の急所を突くパスに優れ、ゴールを多種多様なシュートパターンで挙げてきた。

今季はここまで20試合11ゴール3アシストとJ2では屈指の存在感を見せている。第16節からリーグ戦6試合連続得点後はネットを揺らせていないが、未だに相手が最も警戒する選手となった。

関係者によると、J1チームや国内外のクラブからも注視されているという。ポルトガル、ポーランドでは中々評価されることがなかっただけに、日本で成功をつかんだシンデレラボーイへの期待は大きい。

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9シーズンぶりのJ1復帰の鍵は山形の背番号10が握っている。

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