土台は地域に根付くこと
この日の試合はサポーターのチャントが会場に響き渡るも、試合は0-2で敗戦した。
後半16分まで出場したMF中野里乃主将がコメントを寄せてくれた。
右が中野里乃主将
「女子サッカーがワールドカップで優勝してから少しずつですが、以前より女子サッカーへの関心度や認知度が高まりました。
そのきっかけが、まさにワールドカップだったと自分は思っています!
いまはWEリーグができて、少しずつ男子と同様に(女子サッカーも)プロとしても発展してきています。
なでしこリーグからも、もっと数多くのチームがプロ化していくことが今後の女子サッカーを盛り上げる1つの要素だと思います。
そのために、まずは土台でしっかり地域に根付いていくこと、沢山の人に女子サッカーを見てもらい応援される、そんなチームにならないといけないと思います。
地道ではありますが、まずは自分たちASハリマアルビオンを知ってもらうことが大事かなと思います!」
今回サポーターから話を聞く形でASハリマの地域に対する活動を知れた。
女子サッカーの知名度不足などが叫ばれる中で、地域の女子サッカークラブはゆっくりと歩みを進めている。
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女子ワールドカップで日本代表の躍進によって、女子サッカーへの関心がより高まることを期待したい。