さらに大学時代から定評があるヘディングの上手さもあり、優れたボディバランスで空中戦からでも得点を奪える。

第17節栃木SC戦では米倉恒貴の高速クロスにヘディングで合わせて決勝弾を奪った。

さらに小森は6得点の内3得点は逆足の左足でゴールを奪っており、どの局面でも得点を狙える器用さを兼ね備えている。

1試合平均3本シュートを放つ積極性もあり、千葉の攻撃の核としてルーキーながら君臨している。

柳沢敦、西村拓真、名ストライカーのDNAを持つ

小森はストライカーの指導に定評がある富山第一高出身で、高3年次の全国高校総体では得点王に輝いた。

これまで同校は鹿島アントラーズで長く活躍した元日本代表FW柳沢敦、日本代表FW西村拓真(J1横浜F・マリノス)を輩出してきた実績がある。

同校で圧倒的なヘディングの強さなど、優れた得点感覚を養った小森は名ストライカーのDNAを引き継ぐ点取り屋へと成長した。