発表の際、運用開始を予定していた「2025年の開幕」に間に合うのか―。
4月27日に行われたクラブの決算報告会見で、モンテディオ山形の相田健太郎社長が記者の質問に答えた。地元のYTS山形テレビが伝えている。
「いろいろと調整ごとをやっているところではあるのですが、停滞しているというよりは細かな調整が終わらない状況」
「2023年のこの段階で工事に入っていなければ、2025年の開幕にスタジアムが出来上がっていることはないです。物理的な事実としてそれだけはお話します」
「今まさにスケジュールも含めてすべてひき直しをしている状況です。すべてお話できるタイミングでしっかりお伝えしたいと思っています」
当初の計画を練り直している状況で、少なくとも2025年の開幕には間に合わない、といった感じのようだ。やはり新スタジアムを建てるのは簡単ではない…。ひとまず続報を待ちたい。
なお、相田社長はこの日、2022年度の営業収益が過去最高の21億9200万円となったことを発表。
チームもリーグ戦で厳しい戦いが続いていたが、4月に就任した渡邉晋監督のもとここ2試合は上位の大分トリニータとブラウブリッツ秋田を相手にホームで連勝を飾っている。
前節のホームゲームに続いての勝利!ホームでの連勝の喜びをみなさんと分かち合うことが出来ました!
本日の暑さを跳ね返す力強い声援と強烈な後押しをしていただいたみなさんに感謝いたします。
次節のアウェイ戦も勝利を掴み、共に勝ち点3を山形に持って帰って来ましょう!#montedio pic.twitter.com/Sn8V0ifTS9
— モンテディオ山形広報/Montedio Yamagata (@monte_prstaff) May 21, 2023
【関連記事】4選の平塚市長が語る、湘南ベルマーレの新スタジアム構想 「ちょっと無理がある」「一緒に考えたい」
新スタジアム建設を含め、一歩ずつ前進していくことが重要なモンテディオ山形。
今週末は28日(日)、昨季のJ1参入プレーオフで敗れた(※正確には引き分け)ロアッソ熊本とアウェイで対戦する。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ