ジュビロ磐田は16日、Jリーグ理事会にて、静岡県西部地域7市町(御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、森町、浜松市、湖西市)のホームタウン追加が承認されたことを発表した。

現在、清水エスパルス、ジュビロ磐田、藤枝MYFC、アスルクラロ沼津(※Jリーグ加盟順)と4つのJクラブが存在している静岡県。その中でも磐田はもっとも西に位置している。

ホームタウンはこれまでずっと磐田市のみであったが、アカデミーはU-15以下の拠点を磐田だけでなく浜松や掛川にも置いており、実質的には県西部地域全体をホームタウン化していた。今回、実情で合った形でホームタウンを拡大したことになる。

ホームタウンの拡大について、株式会社ジュビロの代表取締役社長である浜浦幸光氏は以下のようにコメントしている。

「平素より、ジュビロ磐田への熱いご声援をいただき誠にありがとうございます。
ジュビロ磐田がJリーグ昇格30周年の節目を迎えるこの年に、御前崎市、菊川市、掛川市、袋井市、森町、浜松市、湖西市の7市町が新たにジュビロ磐田のホームタウンへ加わってくださいました。
各市町の関係者の皆様、ホームタウンへの加入に対しご快諾いただき、誠にありがとうございました。
また、これまでと変わらずご協力くださる磐田市の皆様にもこの場をお借りして、心よりお礼申し上げます。
ジュビロ磐田の前身であるヤマハ発動機サッカー部時代より、地元子どもたちのサッカー教室を開催し、Jリーグ昇格後も磐田市はもとより、静岡県西部地域でホームタウン活動に取り組んでまいりました。
新たなクラブ理念『夢と感動を 共に』のもと、静岡県西部地域で支えてくださる皆様に 《より親しまれ愛されるクラブ》 を目指したホームタウン活動に、より一層取り組み、世界で躍動するクラブ創りに努めてまいります。
引き続き、ジュビロ磐田の活動へご理解・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます」

なお、今回の変更により、袋井市にあるエコパスタジアム(静岡県小笠山総合運動公園スタジアム)も磐田のホームタウン内となった。

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ただこちらは静岡県が所有しており(※ヤマハスタジアムはヤマハ発動機が所有)、ジュビロ磐田における運用などは現状特に変わらないのではないかとみられる。

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