現在カタールの政府系ファンドであるカタール・スポーツ・インヴェストメント(QSI)に保有されているパリ・サンジェルマン。

国有系企業からの大きな投資を受けてこれまで急激な成長を遂げてきたクラブであるが、今年その経営には大きな変化がありそうだ。

『L'Equipe』が伝えたところによれば、現在カタール・スポーツ・インヴェストメントは現在保有している100%の株式のうち5%から15%を売却する手続きを進めているとのこと。

その候補としては3者となっており、その中で最も有力なのはアメリカの投資ファンドであるアルクトス・スポーツ・パートナーズであるそう。

アルクトス・スポーツ・パートナーズはアメリカに本拠地を置くスポーツ系の投資ファンドであり、総資産は70億ユーロにのぼると伝えられている。

またリヴァプールのオーナーであるフェンウェイ・グループの株式も所有しており、さらにNHLのニュージャージー・デビルズ、NBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズにも関与しているそうだ。

アルクトス・スポーツ・パートナーズのメンバーは先日行われたロリアン戦を視察していたことが明らかになっており、交渉を進めていることが明らかになっているという。

ただ、パリ・サンジェルマンはまだ自前のスタジアムを持っているわけではなく、パルク・デ・プランスは借りている状態。それが投資家にとってはネックになっているとか…。

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今季限りでリオネル・メッシが退団するとも噂されているパリ・サンジェルマン。経営の面でも大きな変化がありそうだ。

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