現在パリ・サンジェルマンで監督を務めているクリストフ・ガルティエ氏に大きな疑惑が浮上しているようだ。

『RMC』が火曜日に放送した番組において報告されたもので、暴露したのはかつてニースでフットボールディレクターを務めていたジュリアン・フルニエ氏。

クリストフ・ガルティエ氏は2021-22シーズンにニースで監督を務めていたが、その際に行われたメールや会話の内容が問題となっている。

フルニエ氏が報告した内容は、おもに2つの事件。

一つは2021年8月9日に行われたミーティングの内容で、ガルティエ氏の息子で非公式の代理人を務めるジョン・ヴァロヴィッチ・ガルティエ氏がフルニエ氏を呼び出したという。

ジョン・ヴァロヴィッチ・ガルティエ氏は「ガルティエ監督が耐えられない状況にあり、このまま続けることはできない」と訴え、自身のクライアントの1人であるMFジョルダン・フェリの獲得を要求したそう。

もう一つはその後、フルニエ氏がクリストフ・ガルティエ氏を呼んでこの内容を確認したときのこと。

フルニエ氏が「これらのことは本当か」と問いただすと、クリストフ・ガルティエ氏は「クラブの現実を考慮すれば、チームにこれほど多くの黒人とイスラム教徒を入れることはできない」と答えたという。

また、2022年3月31日に次のシーズンに向けた選手の入れ替えについてミーティングを行った際も、ガルティエ氏はイスラム教徒であるユースフ・アッタール、ヒシャム・ブダウィ、アミヌ・グイリ、マリオ・レミナ、ジャン=クレール・トディボらを放出するよう要求したとのこと。

さらに補強の候補としてクラブ側からトルコ人DFオザン・カバクを提示したところ、ガルティエ氏は「イスラム教徒だから必要ない」と答えていたとか。

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『RMC』によれば、すでにパリ・サンジェルマンはこれらのことについて内部調査を始めているとのこと。クリストフ・ガルティエ監督はすでに弁護士を通して「侮辱的で中傷的な告発に驚いている」とコメントを発表している。

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