――三笘選手のファーストインパクトというか1対1をやり始めた頃の印象はどんな感じでした?

速いのもそうなんですけど、どちらかというと僕は行かれそうになったら手で押したり体を押したりしてバンってやるタイプなんです。それが薫の場合、押そうとしても体がクネクネしていて押せないみたいなのが一番のイメージです。

――実際に1対1を繰り返す中でどんなことが変わっていきました?三笘選手のドリブルもそうですし、山川選手自身の変化も。

お互いに「こうやったらこうなる」とかは途中から分かっていたので、どちらも勝つためにまた何かを変えるみたいな形で、二人で成長していった感じはありました。

途中からはそんなに抜き切るみたいなのではなく、ゴール前のよりリアルなところで、薫も抜き切る前にシュートを打ってきたりすることも多くありました。どんどんよりリアルに実戦的になっていったんじゃないかなと思いますね。

――2019年に山川選手のヴィッセル神戸加入が内定した時、三笘選手とのSNSでのやり取りを見たことがあります。「山川には負けられない」みたいに三笘選手が書いていて「1対1をやるしかない」みたいに反応されていました。

ちょっと覚えてないですね(笑)

※プロ入り前の貴重な二人のやり取りがこちら!「1対1やるしか!」「やるしかねぇ」と続いている。