リヴァプールで「もっともっと成長したい」

――イングランドでの挑戦をされるということで、リヴァプール移籍を決断した理由をうかがってもいいですか?

イギリスのリーグでプレーすることが私の一番の夢だったというのもありますし、やっぱりサッカーはヨーロッパというところがあるので、強度が高いなかで自分が揉まれて、もっともっと成長したいという想いがあり決断しました。

――イングランドでは岩渕真奈選手(トッテナム)や長谷川唯選手(マンチェスター・シティ)、清水梨紗選手(ウェストハム)などがすでにプレーされています。どんなことを聞いていますか?

すごく激しいリーグだというのはよく聞きますし、街についても色々教えてくれるので本当に勉強になっています。

――今の時点で感じているリヴァプールのチームや街の印象は?

街の印象は、ちょっと田舎かな~(笑)というのはちょっとありますね。

――代表戦だと、昨年秋にイングランドやスペインといったヨーロッパのチームと対戦しています。アメリカと比較してヨーロッパのイメージというのは今現在どのように感じています?

やっぱりアメリカは、ゴールに対してすごく直線的にスピードがあって向かっていくスタイルです。

一方、イングランドやスペインといったチームはしっかり繋いできます。もちろんそこにスピードもありますけど、しっかり繋ぎながらゴールに向かってくるという印象はありました。

――2023年の女子ワールドカップではそういった欧米の強豪と戦います。勝利するために長野選手が必要だと感じていることは?

もちろん個人としても、一人一人がもっとできることを増やしたり個人のレベルアップというのはすごく本当に大切になってくると思います。

それでもフィジカルなどはどう頑張っても敵わない部分もあるので、やっぱりもっともっとチームとして、チーム力で。

日本代表がカタールワールドカップでドイツやスペインに勝ったように、やることを整理して、チーム力で勝っていくところはもっともっとやっていきたいところかなと思います。

――最後に、2023年はどんな一年にしたいですか?

チームも変わりますし、ワールドカップという大事な大会もあります。

まずは本当に怪我をせず、日々成長して、本当にサッカーを楽しんで、結果を残せるような一年にしたいと思っています。

【関連記事】メッシも!サッカー史上最高の「0円移籍」トップ10

長野風花

1999年3月9日生まれ(23歳)
リヴァプール所属

【厳選Qoly】なぜ?日本代表、2024年に一度も呼ばれなかった5名

ラッシュフォードの私服がやばい