アルゼンチン代表の優勝で幕を閉じたFIFAワールドカップ2022カタール大会。リオネル・メッシが初めて優勝トロフィーを掲げる姿には感慨深いものがあった。
我らが日本代表も、優勝4度のドイツ代表と2010年の南アフリカ大会覇者のスペイン代表を撃破し、グループステージ(GS)を首位で通過。W杯優勝経験国を初めて倒し、史上初の2大会連続の決勝トーナメント進出を達成した。
大会終了後にはFIFAランキングも24位から20位へ上昇するなど、大きなインパクトを放った。一方、目標のベスト8進出を逃し、「新しい景色」を見ることはできなかった。
今回は賛否ある日本代表の森保一監督続投論について、4年間を通したチーム作りや戦術、ターンオーバーなどの采配面を、ベスト8進出国と比較しながら多岐に考察していく。