レギュラーシーズンの全日程を終えたブンデスリーガ。遠藤航と伊藤洋輝が所属するシュトゥットガルトは最終節で奇跡的な残留を果たしている。
ケルン戦の後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた遠藤はチームを救う救世主になった。
Guten Morgen☀️
昨日家に帰ったら近所の子供達が僕の家の前に書いてくれてました(^^)
When I got home yesterday,the neighbors kids wrote this for me in front of my house 🙇🏻♂️🔥
thank you 🙏❤️ pic.twitter.com/Hx8abxLZBr
— 遠藤 航 (Wataru Endo) (@wataru0209) May 15, 2022
近所の子供たちが「LEGENDO(レジェンド)」というメッセージを書いてくれたそう。
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『Bild』でも「シュトゥットガルトの救世主、遠藤に嬉しいサプライズがあった」とこの話題を伝えている。また、遠藤は不滅の存在になったとも報じた。
「遠藤はこのゴールで不滅の存在になった。
スタジアムの揺れは9000キロも離れた日本にも伝わったはずだ。
キャプテンの遠藤がATにゴールを決めた瞬間、ファンも選手も監督も狂喜乱舞した。こともあろうにあの遠藤が!
常に献身的に闘うこの日本人は前半に2度のチャンスを外していたが、最も大事な場面で今季4点目のゴールを決めてみせた。
ファンの前を一周した際、チームは救世主を讃え、スタジアムには遠藤のチャントが響き渡った。
遠藤にとっては注目され過ぎだったかもしれない。4人の子供を持つ彼は注目の的になるのを好まないのだ。
その代わりにファンのサポートに感謝した彼はオフを楽しみにしている。それも当然だ。
遠藤はシュトゥットガルトで替えがきかない選手。この日本代表は今季ほぼ50試合に出場した。信じられない仕事量だ。
それでも遠藤は最後の力を振り絞り、キャリアで最も大事なゴールを決めてみせた。
ペッレグリーノ・マタラッツォ監督も「ワタルはシーズンを通じて、キャプテンマークの期待に完璧に応えてくれた。彼のゴールは言葉では言い表せない。純粋な感情と意志だった」と述べている。
このようなゴールがもっとあったなら、遠藤はシュトゥットガルトの伝説になる道を進むことだろう。近所の子供たちもそれに気付いている」
今季の遠藤は新型コロナウイルスでの欠場を除く、リーグ戦33試合に出場。今季ブンデスリーガでのデュエル勝利数は1位だった(448回)。