ワールドカップの組み合わせも決まり、いよいよ本大会に向けた日本代表のメンバー争いが本格化する。
次の代表活動は6月に開催される「キリンカップサッカー2022」と「キリンチャレンジカップ2022」の計4試合。
そこで、3月の代表戦で招集されていた選手たちの中から、このタイミングで「再テスト」されるであろう4名の選手を選んだ。
久保建英
最終予選では期待された役回りを担えず、予選突破が決まった後のベトナム戦で久々に先発出場。
ただ、ウィンガーとしての単騎の強さや、逆に周りを使いながら自らが出ていく巧さを見せられず。後半から起用されたトップ下でも結果を残せないままベンチへ下がることになった。
これでA代表では15試合出場0ゴール。得意なトップ下のポジションに南野拓実や鎌田大地がいるチームで出場機会を得ることは簡単ではない。
久保自身、周りを使う意識は高いが、代表やクラブでのプレーを見ても現状「使われる側」の選手であることは明らか。
個人スキルなど彼だけしか持っていないものは確実にあるだけに、代表で求められる自身のプレーを今一度整理した形でキリンカップに臨んでほしい。