樋口 雄太

経歴:鳥栖U-12 → 鳥栖U-15 → 鳥栖U-18 → 鹿屋体育大学 → サガン鳥栖 → 鹿島アントラーズ(現在)

今季J1リーグでブレイクしている樋口は、佐賀県に生まれ、小学生の頃から鳥栖の下部組織に所属した生粋の鳥栖っ子だ。

鳥栖U-18からトップ昇格はできなかったものの鹿屋体育大学を経てプロとして鳥栖に復帰。それから3シーズン経験を積み、今季鹿島に加入した。

圧倒的な運動量をベースにしたMFだが、鳥栖で昨季「10番」を付けたように攻撃能力も高く、先日のルヴァンカップ・大分トリニータ戦では素晴らしいミドルシュートを突き刺した。

現在25歳。これまでA代表の経験はないがこれから間違いなく争いに加わってくる選手であろう。

田川 亨介

経歴:鳥栖U-18 → サガン鳥栖 → FC東京 → サンタ・クララ(現在)

最近になってポルトガルでゴールを量産するストライカーも、サガン鳥栖のユースが生んだ逸材だ。

2018年夏にレスターからの関心が伝えられた過去が物語るように彼の個人能力の高さは早くから注目を集めており、ユース世代の国際大会では活躍していた。

Jリーグではさほど成績を残せなかった。ただ彼の場合あまり細かいパスやチーム全体の連動で活きるタイプではなく、戦い方がシンプルな海外の水が合っていたのかもしれない。

それはちょうどJリーグで燻りながらポルトガルで花開いた中島翔哉のようなもの。ワールドカップでのサプライズ選出も夢ではないだろう。